HACCPシステムは食品企業における経営の基本

~一般衛生管理要件レベルアップのための環境整備の具体的進め方~

NPO近畿HACCP実践研究会

副理事長 落 亨

 

人材育成を含めた、「環境整備活動」の具体的進め方

1.小集団グループ結成(全員参画すること)

2.活動エリアの設定(徹底して整備できるエリア)

3.月度現場指導会の実施(社長が必ず参加)

4.半年区切り(半年で必ず結果を出す、審査員で評価)

小集団ごとに自分たちが活動するエリアを決めて、全社に宣言する、そして1ヶ月ごとに現場指導会で実施したことを発表し、社長以下審査委員から評価並びにアドバイスをもらう、活動時間は業務内外を問わない、時間外手当支給、その宣言したエリアの初期目標は半年で必達とする。

環境整備活動(5S)から得られる具体的成果

 環境整備活動(5S)を進めていくと、次のような成果が目に見える形で実感できる。

1.無駄な作業動線の減少(交差汚染の危険度が下がる)

2.日常の、洗浄・清掃時間の短縮(生産性向上)

3.メンテナンスレベルアップで工程トラブルの減少(生産性向上)

4.異物混入などクレーム減少(品質向上)

これらの結果により、確実に利益に貢献してきます。この段階で社員はこの活動が儲かることを実感し、行動に対する達成感を得て、成長していきます。そして種々の自主的な改善・工夫が多くなってくることを、管理職を含めた経営層は現場指導会で、現物・現実を確認できます。

その結果、職場環境が変わり、設備が輝き、社員意識が前向きに変わり、会社の風土が大きく変わってきます。このような風土に代わると、HACCPシステムで取り決める種々のルールが確実に実行され、日常管理として定着してきます。

このように一般的衛生管理とHACCPシステムが両輪となり、食品安全マネジメントシステムが十分に機能して、消費者に対して製品の安全を確保して、安心と・信頼を得ることができる。

 

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特定非営利活動法人近畿HACCP実践研究会 事務局

 

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